前回の記事では童貞の人に向けて私が伝えておきたい心構え的なことを書きました。まだ読んでない人はまず↓から読んでほしいです。
今回は異性との超具体的な会話のきっかけの作り方です。私になりにがんばって会話例を考えたと思ったのですが、自分で読み返してみると、どうってことはない大昔からある古典的な手口ですねこれは。でもまあ会話の仕方が全くわからないという人には何かのヒントになるかもしれないので読んでみて下さい。
この会話例は職場や学校やバイト先や習い事や同好会などで定期的に接触の機会がある相手とのコミュニケーションを前提としてます。このブログを読んでる人はSNSでの出会い方を教えてくれよって人も多いと思いますが、ネットでもリアルでもコミュニケーションの基本は同じはずなのでいろいろ応用してみて下さい。
ネットでの出会いについては↓記事を読んでみて下さい。
では具体的に説明していきます。まずは、意中の相手を徹底的に観察しましょう。どんな物や事が好きなのか、興味があるのか。身につけているものや発言を注意深く追ってください。
AV女優やアイドルのことがそれだけ詳しいあなたならリサーチは得意分野のはずです。もし、普通に会話する機会があるのなら(どうせないか)直接聞いてもいいです。というかそれがベストです。
一つの例ですが、その人が好きなエンタメ作品が分かればしめたものです。映画、ドラマ、アニメ、小説…なんでもいいです。その作品を見ましょう。全部じゃなくてもいいです。人は同じストーリーを共有するととても仲良くなりやすいです。好きなバンドのライブTシャツ来てる人見たら親近感がわくのと同じ理屈です。
その人がその作品を好きなことが見た目でわかるのであれば(バッグにキーホルダーつけてるとかデスクにぬいぐるみ飾ってるとか)、「〇〇さんってチョッパー好きなの?」みたいな感じで会話のきっかけにできると思います。
見た目で分からなければ、「ツイッター見たんだけど…」「□□さんと話してたの聞こえちゃったんだけど…」「□□さんから聞いたんだけど…」などキモくない程度に情報ソースを言いましょう。
そしてすこしマニアックな用語を使いましょう。「ワンピース好きなの?」よりは「チョッパー好きなの?」のほうがいいですし、もっとマニアックな興味がわかっていれば「□□さんと空島編の話で盛り上がってたよね?」みたいにそこを突きましょう。より親近感がわきます。作品自体もマニアックなほうがよいです。そういう意味ではワンピースはややメジャー過ぎます。誰でも知ってますからね。同じ深夜ラジオの番組を聞いてるとかほうが親近感がわきやすいです。
次に自分もその作品を最近見て面白かったということを伝えて下さい。「友達にすすめられて…」「Netflixのおすすめ作品に出てきて…」などあたかも偶然を装いましょう。元々あなたがその作品を知っていたのならラッキーです。そのままそう言えばいいです。
感想を言うときはなるべくざっくりいいましょう。とにかく面白かった、興味を持ったということが伝わればオッケーです。相手のタイプにもよりますが詳しく論評してはいけません。オタク気質の人がやりがちです。完全に相手と意見が一致していれば問題ないですが、違ったりすると嫌われる原因になります。それから、知ったかぶりは最もやってはいけません。逆の立場を想像してもらえれば嫌なのは分かりますよね。
ちゃんと見たことを伝えるために「~~のシーンの~~ってセリフがかっこよかった」のように具体的な場面を言うのがオススメです。ただし繰り返しになりますが「きっと作者はこういう意図があったのでは?」「もっとこういう展開を期待してた」というような考察や論評をするのは初めはやめておいたほうが無難です。
感想を伝えた後にすることは、次に会ったときに会話するきっかけを作って今の会話を終了させるということです。とくにコミュニケーションに自信のない人はボロが出ない間にとっとと引き上げましょう。最初の会話なんて一分もしないくらいで充分です。
憧れのあの人としゃべることができたからといって、喜んで長時間しゃべりすぎないようにしましょう。あなたに抜群のトーク力があって、ずっと面白い話ができるのなら別ですが。
長く話しすぎて、相手に「この人の話早く終わらないかな」と思われてしまったら最悪です。最初楽しく話せていたとしても、途中で飽きられてしまったら、相手に「この人はつまらない人」という印象だけを残してしまいます。「この人とももう少し話してみたい」と相手が思っているときに会話を終えることができるのがベストです。
次回のきっかけづくりは、相手にオススメを聞くというのが鉄板です。オススメ作品を聞いて、「じゃあ今度見てみるね」と言って会話を終わらせればいいのです。そうすれば次に会ったときに「この間教えてもらった〇〇見たんだけど…」と言って自然に会話をスタートできます。
オススメを聞くときには漠然としすぎないようにしましょう。例えば「オススメの漫画ある?」のような聞き方をしてしまうと、世の中には無限に漫画が存在するので、相手は何を答えたらいいか迷ってしまいます。相手にしてみれば、普段話さないお前の好みなんか分かるかよって話です。答えるのがダルくなってしまうかもしれません。
なるべくジャンルや作者などを限定して聞くと相手は答えやすいです。さらに言えば「一番最近何見た?」と聞けば答えは一つしかありません。「それ面白かった?」と聞いて、Yesなら「じゃあ今度見てみよー」でいいですし。Noなら、「じゃあ最近見たので何が面白かった?」と聞けばいいです。相手は一度、最近見た作品が面白くなかったと言っているので、自分が面白いと思った別の作品を答えなければいけない気になるはずです。(ならないかもしれません)
そして、オススメ作品を見たあとの感想の伝え方です。すべてイッキ見してまとめて感想を伝えてしまうのは少しもったいないです。見る時間があってもあえて途中までで止めておいて感想を小出しに伝えるとよいでしょう。
「昨日教えてもらったやつ早速3話まで見てみたんだけどめっちゃ面白いね!〇〇が~~ってセリフ言ってたけどあれってどういうこと?この後どうなるのかすごい気になる!早く帰って見たい!」
というような形で、面白かったので次の展開が気になって早く見たいという気持ちを伝えて下さい。すると相手は「フフフッ。実はこの先このキャラは…」というように次の展開が言いたくて仕方なくなるはずです。(ならないかもしれません)
ここで重要なのはなるべく相手に作品について語ってもらうことです。自分が話す時間は極力短くしましょう。うまくいけば相手は嬉々として作品について解説してくれるでしょう。あなたはそれを興味深く聞いて下さい。相槌は大事です。自分はニワカであり、先生の相手に教えてもらうというスタンスを徹底しましょう。
相手から話を引き出すために「どのキャラが好き?」とか「このシーンどう思った?」などの質問をしてみるのもよいと思います。
また次に会ったときに、見たところまでの感想と次への期待感を伝えるということを繰り返していきましょう。映画作品などはたいてい一回で見終わってしまいますが、その場合はまた別のオススメを聞いてみてください。
こうやって毎回感想を小出しに伝えていくことで、自然に会話を重ねることができ、相手との接触回数を増やすことができます。そして前回の記事を読んだ人は分かると思いますが、自動的に好感度が上がっていきます。
そのうち好きなエンタメの話だけではなくて、なんでもない雑談を会う度にできるようになれば大したものです。あとはどうやってデートに誘うかだけです。デートの誘い方はいつかまた書きます。
初デートは映画や演劇、お笑いライブなどの鑑賞が私のオススメです。理由は会話しなくても2人で楽しい空間が共有できるからです。あらかじめ相手の好きなエンタメ作品を知っておくと、相手の好みが分かるのでデートに誘いやすくなるというメリットもあります。
ここまでエンタメ作品を例にして説明してきましたが、もちろん他のジャンルでも応用できます。ここまで説明してきたように流れは次の通り。
②自分も興味を持ったということを伝える
③オススメを聞く
④感想を小出しに伝える
ポイントは大きく3つです。
・できるだけ次回の話のきっかけを作る。
・相手に好きなことを語らせる。
この会話例はあくまで一つの例に過ぎません。コミュニケーションがうまくいって相手と仲良くなれる場合もあれば、うざいと思われてしまう場合だってあります。相手も人間だから何が起こるかわかりません。相手の性格やその日の気分によって全く予想外の返しをしてくることもあるでしょう。とにかく何度もチャレンジして練習して慣れることが大切です。嫌われることを恐れないで下さい。無関心よりはまだマシと思いましょう。あなたの健闘を祈ります!